外科矯正Q&A

外科矯正治療の疑問はこちらで解決!

目黒青葉台矯正歯科クリニックのDr.宮崎とDr.両川が、外科矯正に関する質問にQ&A形式でお答えします!

Q1.なぜ外科手術が必要なのですか? 通常の矯正治療だけでは治らないのですか?

Dr.宮崎

Dr.宮崎:上下の顎の位置関係がものすごくアンバランスだと、歯列矯正で歯を動かすだけではきちんと治せません。このような場合には手術も併用して、歯と顎を両方とも治療する必要があります。手術には入院が必要ですが、交通事故の手術などとは違い、計画された安全な手術なのでご安心ください。

Q2.子どもの外科矯正はいつぐらいからできますか?

Dr.両川

Dr.両川:矯正治療は、子どもの時期の矯正治療と、永久歯が揃った後の歯列矯正の2段階あるんです。外科矯正は2段階目のほうの治療で、小さいお子様の場合はまだ歯列矯正や外科矯正の時期ではなく、子どもの矯正の段階です。
外科矯正の場合、顎の成長が終了していないと手術ができません。目安は身長が止まった後。成長中に手術しても、その後の成長によってムダになってしまう場合があるんです。子どもの時期の矯正治療をすることで、手術や抜歯のリスクを下げられる場合があるので、お子様の噛みあわせが気になったら、早めにいちど相談されることをおすすめします。

Q3.どの医院でも手術できますか?

Dr.宮崎

Dr.宮崎:口腔外科や形成外科などで手術ができます。健康保険で外科矯正を受診するには、矯正だけでなく手術をする病院も自立支援医療の指定をうけている必要があります。

Q4.具体的にどのような手術をおこないますか?

Dr.両川

Dr.両川:下顎全体を後ろに下げる手術、上顎全体を前に出す手術、上顎の前歯部分を部分的に後ろに下げる手術、歯列矯正での歯の動きを補助する手術など、いろいろな手術があります。どのような手術が必要かは、患者さんの症状にあわせて選択します。矯正を始める時や手術の直前などには、患者さんや口腔外科の先生と綿密な打ち合わせをします。気になることはなんでも聞いてくださいね。

Q5.手術の危険性はありますか?

Dr.宮崎

Dr.宮崎:外科手術である以上、リスク自体はゼロではありません。しかし外科手術の中では、とても安全性と確実性の高い手術です。わたしたち矯正専門医にとっても、手術を執刀する口腔外科医・形成外科医にとっても日常的な治療のひとつです。安心してください。

Q6.手術したら顔に傷が残りませんか?

Dr.両川

Dr.両川:現在では、口の中から手術をするのが普通です。顔の皮膚は手術をしないので、お顔には傷はつきません。ご安心ください。

Q7.治療の期間や治療費は?

Dr.宮崎

Dr.宮崎:当院は指定医療機関に認定されているので、外科矯正には健康保険ができます。健康保険で治療した場合、術前後の矯正治療と入院・手術費の総額で50~60万円程度が一般的です。健康保険を適用できない場合は、現状では少なくとも100万円以上はかかってしまうと思います。
外科矯正全体の治療期間は程度や治療計画によって個人差がありますが、手術の前後にそれぞれ1~2年程度とみてください。入院期間は、手術部位や手術方法によりますが、10日~3週間前後。患者さんにより異なるので、まずは気軽に相談してみてください。

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